腸活で話題になっている発酵調味料のひとつが「麹」!
SNSでも麹のレシピがたくさんあり、気になる方や始めたいと思っている方が多いのでははないでしょうか?
この記事では、基本の麹調味料3種類の作り方を紹介するので、ぜひ活用してください。
麹調味料は、減塩効果もあり、離乳食にも使えます。
麹は肉を柔らかくしたり、うまみをアップしたりする効果があるため、子どもの食欲アップを助けてくれるかも♡
この記事で紹介する、基本の麹3種類があれば、さまざまなメニューに活用できるので、ぜひ作ってみて下さい。
離乳食での使い方も紹介しますね♪
麹を使ったレシピを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
それでは麹調味料について、詳しく解説します!
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塩こうじの作り方・使い方
はじめて麹調味料を作る方におすすめなのは、塩こうじです。
作り方も使い方も簡単なので、まず作ってみて下さい!
材料
【作りやすい量】
- 米麹(乾燥麹) 100g
- 天然塩 35g
- 水 130ml
※天然塩は『海の精』や『粟国の塩』を使っています!
※水は浄水器を通した浄水を使っています
私がおすすめする天然塩は以下の2つです。
海の精
昔ながらの製法で作られたお塩です。
何を使ったらいいか悩む方は、海の精を使ってみて下さい♪
粟国の塩
沖縄の海塩で、ミネラルたっぷり♡
作り方
以下の通り、作り方を写真付きで紹介します。
- 容器を消毒する。
パストリーゼでシュッシュしてます!
煮沸消毒でも◎
2. 容器に材料をすべて入れて、よく混ぜる。
(固まっているタイプの米麹は、事前にほぐしておいてください。)
3. 1日1回かき混ぜて、約1週間で完成です。
(冬場だと10日くらいかかります!)
- 米麹の粒が柔らかくなっている
- ほんのり甘いにおいがする
常温発酵の場合、最初の1〜2日に麹が水を吸って水分がなくなります。
麹が水に浸っていないほど水分がなくなっていたら、少しお水を足してください!
3日ほど経つと、また水分が戻ってくるので、多く入れすぎないよう、20〜30mlほどでOKです◎
使い方
基本の使い方は、普段の塩の量に対して、2倍量の塩麹に置き換えるだけです!
特別なレシピは必要ありません♪
肉や魚に塗って、焼くだけで美味しくなりますよ♡
離乳食に使う場合
味付けをはじめたら、他の調味料と同じように少しずつ塩こうじを足してみて下さい。
あくまでも薄味が基本です!
離乳食でどのくらい使用したら良いか不安な方は、以下の記事で子どもも食べられる塩こうじレシピを紹介しているので、参考にしてください。
しょうゆ麹の作り方・使い方
醤油と麹を混ぜるだけで、とっても簡単にできるしょうゆ麹♡
うまみが増して、料理がおいしくなるしょうゆ麹の作り方を紹介します。
材料
乾燥麹と生麹の場合で、醤油の分量が少し変わります。
お手持ちの麹によって、それぞれ参考にしてくださいね。
▶乾燥麹と生麹の違いが分からない方は、こちらから詳細を確認できます。
乾燥麹の場合
- 米麹(乾燥麹) 100g
- 醤油 190ml
生麹の場合
- 米麹(生) 100g
- 醤油 150ml
醤油は原材料のシンプルなものがおすすめです!
醤油のラベルをみて、原材料が大豆・小麦・塩のものを選ぶと良いでしょう。
以下に、私が使っている醤油を貼っておきます。
どの醤油がよいか迷っている方は、こちらを使ってみましょう!
作り方
さっそく、しょうゆ麹の作り方を紹介します。
- 容器を消毒する。
煮沸消毒か、アルコールで拭いて消毒します。
私はパストリーゼでシュッシュしてます!
2. 容器に米麹をいれる。
(固まっているタイプの米麹は、事前にほぐしておいてください)
3. 醤油を注ぐ。
4. よく混ぜる。
5. そのまま常温で放置し、1日1回かき混ぜて、約1週間で完成です。
(冬場だと10日くらいかかります!)
※発酵メーカーの場合は、60度8時間で完成です。
完成後、ブレンダーにかけておくと、使いやすいですよ◎
- 米麹の粒が柔らかくなっている
- ほんのり甘いにおいがする
常温発酵の場合、最初の1〜2日に麹が水を吸って水分がなくなります。
麹が醤油に浸っていないほど水分がなくなっていたら、少し醤油を足してください!
使い方
しょうゆ麹の使い方は、普段のお料理に使っている醤油をしょうゆ麹に置き換えるだけです!
置き換えるだけで、なぜか美味しくなるんですよね♪
さらに以下のようなメリットも♡
- 麹のおかげで甘みが出るので、こども好みの味になりやすい
- 普通の醤油にくらべて塩分が約2分の1
おいしく減塩にもなるから、本当にこどもごはん向きです
離乳食でもおすすめなしょうゆ麹レシピは、以下の記事にまとめています。
簡単でおいしいものばかりなので、参考にして作ってみましょう!
玉ねぎ麹の作り方・使い方
玉ねぎ麹は、コンソメの代わりにも使えて、カレーやハンバーグなど洋風メニューの日に活躍します。
塩こうじ・しょうゆ麹とあわせて、冷蔵庫に常備しておきましょう!
材料
【作りやすい量】
- 玉ねぎ 300g
- 米麹(乾燥麹) 100g
- 天然塩 35g
作り方
- 容器を消毒する。
パストリーゼでシュッシュしてます!
煮沸消毒でもOK◎
2. 清潔な容器に米麹と天然塩をいれて、よく混ぜる。
3. 玉ねぎをブレンダーまたはすりおろして、ピューレ状にする。
4. 米麹に玉ねぎを加えて、よく混ぜる。
5. そのまま常温で放置し、1日1回かき混ぜて、約1週間で完成です。
(冬場だと10日くらいかかります!)
※発酵メーカーの場合は、60度8時間で完成です。
完成後、ブレンダーにかけておくと、使いやすいですよ◎
- 米麹の粒が柔らかくなっている
- 玉ねぎの色が、あめ色っぽくなっている
使い方
私が玉ねぎ麹を使うのは、「コンソメ風味がほしいな〜」というときに、200mlに対して小さじ1/2くらい入れています。
以下のような、タイミングでいれると料理がおいしくなります!
- スープのコンソメ代わりに
- ハンバーグの隠し味に
- カレーやシチューの味付けに
特に、ボーンブロス×玉ねぎ麹の組み合わせが、おいしくて大好きです♡
以下のボーンブロスレシピ記事には、ボーンブロス×玉ねぎ麹のコーンポタージュを紹介しています!
本当に美味しいので、ぜひ参考にして作ってみて下さい!
離乳食に使う場合
味付けを始めた中期頃、最初はほんの少しから使いはじめましょう。
麹調味料は身体に良いのですが、塩分は含まれているため、離乳食に使うのは、焦らなくて大丈夫です。
おすすめ調理器具
麹調味料を作るときは、入れ物さえあれば作れるので、最初は家にあるものを使えばOK!
でも2回・3回と作って、麹を生活に取り入れるなら、以下の調理器具があると便利です。
それぞれ、あると便利な理由やおすすめの商品を紹介しますね。
①保存容器
子どもも食べる麹調味料は衛生面も心配だから、密閉できる瓶の保存容器があると安心♡
私が保存容器に使っているのは、”ウェックチューリップシェイプ500ml“
分厚くて丈夫で臭いうつりもしづらく、おすすめです。
見た目も可愛くて、台所に並んでいるだけでテンションあがりますよ♡
私が使っている山善のヨーグルトメーカーにもすっぽり入るので、発酵〜保存までこの容器で完結!
商品の詳細は、以下のボタンから確認できます。
②ヨーグルトメーカー
常温で発酵させられますが、日数がかかるため、ヨーグルトメーカーがあると、時短になり便利です!
私が使っているのは、山善(YAMAZEN)のヨーグルトメーカー♪
容器をセットしたら、温度と時間を設定して、スイッチを押すだけで、簡単に麹調味料ができあがります。
ウェックの瓶がすっぽり入るのも高ポイントです。
商品情報は、以下のボタンから確認できます!
③ハンドブレンダー
完成した麹調味料をブレンダーにかけておくと、麹のつぶつぶがなめらかになり、料理に使いやすいです。
なめらかにすると、舌触りで嫌がるお子さんも気にならないかも◎
私は以下のブラウンのハンドブレンダーを愛用しています。
よくある質問
麹について、よくある質問をまとめました。
参考にしてください。
Q. 乾燥麹と生麹の違いは?
乾燥麹も生麹も、お米に麹菌をつけて発酵させる点は同じです。
両者の違いを以下の通り、まとめました。
状態 | 保存期間 | 購入場所 | |
---|---|---|---|
生麹 | 麹菌をつけて発酵させたままの状態 | 冷蔵で1週間 | 麹専門店 |
乾燥麹 | 生麹を乾燥させて水分を飛ばした状態 | 常温で長期 | 麹専門店 スーパー ネットショップ |
購入時どちらを買うか迷ったら、乾燥麹を買っておけば、長期保管が可能です◎
Q. おすすめの塩や醤油は?
せっかく身体に良いとされる麹調味料を作るなら、塩や醤油も添加物のないものを使うのがおすすめ。
原材料がシンプルな昔ながらのものを選びましょう。
以下におすすめの塩と醤油を紹介します。
塩
①海の精
昔ながらの製法で作られたお塩です。
スーパーでもよく見かけるので買いやすいでしょう。
②粟国の塩
沖縄の海塩からとったミネラルたっぷりのお塩です。
私のお気に入り♡
醤油
吉野杉樽 天然醸造醤油
国産材料、天日塩、天然醸造で、安心♡
Q. 日持ちはどのくらい?
塩麹・しょうゆ麹・玉ねぎ麹とも、冷蔵庫で3ヶ月保存可能です。
3ヶ月を目安に使い切るようにしましょう。
Q. 離乳食に取り入れる時の注意点は?
麹調味料には塩分が含まれているため、離乳食初期は控えましょう。
離乳食の味付け開始後、少量ずつ様子を見ながら、通常の調味料と同じように使用します。
幼児食に移行しても、大人が食べて”味が薄い”と感じる程度で大丈夫です。
1歳半の娘には、大人の1/3の味付けを目安にしていました!
まとめ
この記事では、麹調味料3種類の作り方や使い方を紹介しました。
麹さえ購入すれば、家にある調味料や保存容器を使って、簡単に挑戦できるので、ぜひ試してみてください。
身体にも良く、料理も美味しくなる麹調味料を一度使ったら、手放せなくなるかも・・・!
麹調味料の使い方に迷ったら、以下のレシピ記事も参考にしてくださいね。
子どもも大人も美味しく食べられる麹レシピを紹介しています♪